形の認識

かけた かたち視覚的閉合(欠けた図形)の無料プリント

ねらい

  • 形の一部しか見えなくても、全体を思いうかべてとらえる力(視覚的閉合)
  • 残った線の向きをのばして、消えた角やとがりを思いうかべる力(形の補完)
  • よく似た形(とがりの数がちがう星、さかさの形 など)と見分ける力(形の弁別)
  • 2つの形の位置や大きさの関係まで、見比べて確かめる力(空間関係・注意深い比較)

線がところどころ消えた「かけた かたち」を見て、もとの形を右の選択肢から選んで ○ をつける課題です。残っている線を手がかりに、見えない部分を頭の中でつないで、形全体を思いうかべることが必要になります。レベルが上がると、残っている線が少なくなり、角やとがりなど形の特徴になる所が消え、選択肢にはよく似た形がまざります。レベル4・5は形が2つ組み合わさり、形の種類だけでなく、位置や大きさまで見比べて確かめます。形の一部から全体をとらえる力を育てることをねらっています。

問題のページは白黒で印刷できます。答えのページは、消えていた線を赤で足してあるので、カラー印刷がおすすめです。

視覚的閉合(欠けた図形)(かけた かたち)の無料プリント レベル3・ふつう レベル3の例 ›

レベルの違い

レベル1形は1つ。線はほとんど残っていて、選択肢は3つ。まったくちがう形から選びます。10枚
レベル2形は1つ。線が6割ほど残り、角が少し消えています。選択肢は4つで、似た形やさかさの形もまざります。10枚
レベル3形は1つ。線は4割ほどで、角の多くが消えています。残った線をのばして考えます。10枚
レベル4形が2つ組み合わさります。選択肢は4つで、形の種類・位置・大きさのどこかがちがいます。10枚
レベル5形が2つ。線は3割ほどで、角がほとんど消えています。選択肢は5つで、よく見比べないと分かりません。10枚

どのレベルから始める? → レベルの選び方

使い方のコツ

  • 左のかけた形を見て、もとの形だと思う選択肢に ○ をつけます。迷ったら、残っている線を選択肢の形と1本ずつ見比べます。

始めるときの声かけ・レベルの選び方・難しすぎるときは、かけた かたちの使い方ガイドをご覧ください。

プリント

プリントを選ぶと、印刷のページに進みます。

レベル1形は1つ。線はほとんど残っていて、選択肢は3つ。まったくちがう形から選びます。

レベル2形は1つ。線が6割ほど残り、角が少し消えています。選択肢は4つで、似た形やさかさの形もまざります。

レベル3形は1つ。線は4割ほどで、角の多くが消えています。残った線をのばして考えます。

レベル4形が2つ組み合わさります。選択肢は4つで、形の種類・位置・大きさのどこかがちがいます。

レベル5形が2つ。線は3割ほどで、角がほとんど消えています。選択肢は5つで、よく見比べないと分かりません。

記録をつけるなら

かけた かたちの使い方ガイド

こんな子に・こんな場面で

  • 一部が見えないと分からない物の陰になった物や、かすれた文字を読み取りにくい子に。
  • 早とちりが多い選択肢を最後まで見比べてから決める練習に。
  • 形の細かいちがいに気づきにくいとがりの数やさかさなど、形のちがいをよく見る練習に。
  • 書くのが苦手○ をつけるだけなので、手先が苦手な子でも見る力に集中できます。
  • すき間の時間に1枚4〜5問で、短い時間で取り組めます。

レベルの選び方

最初は「少し簡単かな」と思うレベルから。レベル1は選択肢がまったくちがう形なので、やり方に慣れるのに向いています。
↓

迷いながらも、自分で見比べて選べた

  • レベルを1つ上げる
  • ○ をつける前に、消えている線を鉛筆で書きたしてもらう

当てずっぽうに選ぶ・すぐ止まる

  • レベルを1つ下げる
  • かけた形の消えている所を、大人が指でなぞって「ここがつながると?」と見せる
  • 選択肢を1つずつ指さして、「この線は合う?」といっしょに確かめる
レベル4から、形が2つ組み合わさります。形の種類だけでなく、位置や大きさまで見比べる必要が出てきます。

取り組む様子で見たいところ

見比べ方選択肢を全部見てから選んでいる? 最初に目についた形にすぐ ○ をつけていない?
手がかり残っている線を指でたどったり、選択肢と行ったり来たりして確かめている?
まちがえ方似た形・さかさの形・位置がずれた形のどれをまちがえやすい?
時間プリントのフッターに毎回書いておくと、小さな変化に気づきやすくなります。タイムの きろくに写していくと、同じレベルどうしで並べて見られます。

気になる様子が続くときは、一人で判断せず、眼科や専門職に相談するのもひとつの方法です。

声かけの例

  • 始める前きえている ところが あるね。もとは どんな かたちかな?線が消えていることに気づいてもらいます。
  • 迷ったときこの せんは どの かたちと あうかな?正解かどうかを言う前に、残っている線と選択肢を見比べてもらいます。
  • 選べたときどこを みて わかったの?決め手になった線を教えてもらうと、見比べたことが自分でも分かります。
  • 答え合わせあかい せんを たすと、ほんとうだ!答えのページで、消えていた線がつながることを一緒に確かめます。

よくある質問

答えはありますか?

はい。PDF の2ページ目が答えです。正解に ○ をつけ、消えていた線を赤で足してあります。

1回にどれくらい取り組めばいいですか?

決まった量はありません。1枚は4〜5問です。くわしくは、コラム「毎日やる?1日どれくらい?」をご覧ください。

コラム

プリント右下の番号について

プリントの右下にある番号(例:katachi-kaketa-L1-q4-c3-p1)は、難しさの条件を表しています。番号が同じプリントは、同じ難しさです。お問い合わせのときは、この番号を書いていただくとすぐに分かります。

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